東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした東日本大震災の発生から
今年で9年を迎えます。
今年は、新型コロナウィルスの影響で、各地で予定していた追悼式典が
中止となるなど、日本中が新たな対策を求められてる最中ではありますが、
多くのかけがえのない命が失われたことを想うと、哀惜の念に堪えません。
そして、今も多くの方々が避難生活を送られているという事実があることを想うと
決して忘れてはいけない、風化させてはいけないと痛切に感じます。
さて、こうした節目だからこそ、カメリア桜が丘では
3/10に防災委員会主催の防災訓練を行うことといたしました。
東日本大震災では、津波による被害が甚大でしたが、当施設では、
台風等による万が一の浸水被害を想定して、避難誘導避難の訓練を定期的に行っています。
河川の氾濫を想定して放送と同時に訓練開始します。
感染症予防対策の中、限られた動線ではありますが、
一部のお客様にも一緒に避難訓練に参加していただきました。
カメリア桜が丘では、自家発電機により停電時にもエレベーターが動くようになって
いますが、今回の訓練でも簡易担架の操作確認を行いました。
実際に垂直避難にどれくらいの時間がかかるのか等、
職員で確かめながら訓練をしています。
カメリア桜が丘では、東日本大震災やこれまでの災害の教訓を忘れずに、
今後もこうした準備を継続していきたいと思っています。